映画『人のセックスを笑うな』
人のセックスを笑うな
2008年
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: DVD
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これも雰囲気映画が観たいです、と言って教えてもらったうちの一本。
ぼーっと観てぼーっと終わった。観たことを忘れていてちょっとメモまで時間があいた。観たあとのメニュー画面を見た弟に、これ前にも観てなかった? と言われたけど全然覚えがなくてこわい。観ようと思ってDVD入れたけど観なかったとか、そういうかんじであることを祈る。
原作読んだときぴんとこなくて、映画はもっとふくらませたぴんとくる話になってるんだろうか…、と考えたけど、原作のことをもう忘れてしまったし、映画もぴんときたかと言われたらあやしい。
ただ、冬が好きなので、学校の喫煙所の寒そうな空気とか、冬服とか、ガスストーブとかがいいなと思った。田舎感もいい。永作博美の顔は桜庭一樹に似ている、と何年か前から思っていて、だから永作博美にはあんまりむらっとしない。
そしてわりと関係ないしどうでもいい話なんだけど、この映画をおすすめしてもらったとき、永作博美がストッキングの上にぱんつを履いているように思われるシーンがある、と男性に言われていて、いやそれガードルとかの補整下着の類では? と言っていたら、ほんとにそうで笑った。意外と知らないものなんですね。
映画館で働いてるえんちゃん(蒼井優)の制服がスーツというか燕尾服っぽい雰囲気で、携帯のもこもこストラップがパンツのポケットから出ているとうさぎのしっぽみたいでかわいいなと思ってた。バニーちゃんみたい。
ユリ(永作博美)が既婚でありながらみるめ(松山ケンイチ)に手を出したことについて、「触りたかった」と言ったけれど、ノンケ女性は性欲を感じるとき触りたいって思うんだろうか。わたしはレズビアンで、性欲でもって男性に触りたいと思わないからよくわからない。このへんは『メゾン・ド・ヒミコ』の感想記事でも書いたけど、もうちょっとつめてひとつの記事にしたいなと思います。
内容やタイトルにはいまいちぴんとこなかったけど、Don't laugh at my romance. という副題(?)にはぴんときます。