途中の行方

ネタバレを多分に含む映画感想ブログです。

映画『(500)日のサマー』

 
2009年
マーク・ウェブ
 

(500)日のサマー [DVD]

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ロマンティストのトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、サマー(ズーイー・デシャネル)に恋をしてから新しい恋を見つけるまでの500日の話。



友人に、なにか映画でおすすめない? と聞いて教えてもらったうちの1本。「イノセント・ガーデン」を観た夜に、うまく寝付けないだろうなと思ったので、口直し的に観た。(けれど、結局寝る直前はイノセント・ガーデンの映像が頭をよぎってなかなか眠れなかった)
 
おしゃれ恋愛映画! という感想。
何日目、何日目、と話が細切れになっていて、そしてそれがいいテンポで、また、日付がシャッフルされてるからわくわくした。観返したり組み立てなおしたりしたくなる映画。

 

ヒロインのサマー(ズーイー・デシャネル)がとにかくかわいかった。
前田敦子みたいな奔放なかわいさだと感じたし、実際に雰囲気も似てると思う。髪飾りなどのアクセサリーや服がかわいいのにも、いちいちきゅんきゅんしながら観ていた。
 
ただ、話の途中で別の映画とかをはさむ部分があったので、そこはすこし戸惑った。(映画を観なれないせいか、意図がつかめなくてだれてしまった、、)

 

最後、ふつうにハッピーエンドの恋だと思って観てたのでちょっとびっくりした。でもああいうふうに主義主張がさくっと変わってしまうところも、サマーの奔放さをあらわしているのかなぁ。若干の裏切られた感をわたしも味わった…。
サマーの側からの(500)日も知りたい。
 
あ、ひとつだけ、トムにお前それちがうだろー…、、とすごく思ったところがあったので書き足しておく。(9/13)
バーでサマーが絡まれた男と揉めたあとで、それを嫌がったサマーに「自分はサマーを守ろうとした」と言ったところ。
あれはトムがスルーしてれば、殴り合うことにはならなかったし、そのまま終っていたと思う。
揉め事をおおきくしておいて、なんであんなこと言えるんだろう、というか、自分が揉め事をおおきくしたことになんで気づいてないんだろう、と思った。
そういう押し付けがましいところがだめだったのかなー。
 
新しい女の子の名前がうまいなーと思ったのと、納得したのと。